あとのまつりです。
『リアップX5プラスを買ったお金は、確定申告ですべて医療費控除できる』
というウソのような、本当のような、まことしやかな話題があります。
そこでここでは、リアップX5プラスの購入代金は確定申告でまとめて医療費控除もできるかどうかについてまとめました。
- リアップX5プラスの利用を検討している人
- 既にリアップX5プラスを継続利用している人
- リアップX5プラスの購入代金は確定申告でまとめて医療費控除もできるかどうかを知りたい人
確定申告の医療費控除とは?
確定申告は、毎年だいたい2月中旬から3月中旬までの1ヶ月間です。
そして医療費控除とは、
- 確定申告の際にその年にかかった医療費を申告すると、その一部が税金から控除される
リアップX5プラスは第一類医薬品ですから、「その年にかかった医療費」になる?ならない?ということ。
リアップX5プラスを毎月1本1年間購入したときの費用とは?
リアップX5プラスは1本7611円(税込み、メーカー希望小売価格)。
1ヶ月1本利用すると年間12本ですから、年間にかかる費用は91332円になります。
そして医療費控除は
- 1月から12月までの1世帯の医療費自己負担分が10万円を超えた場合に、その超えた部分が還付される
というものですから、市販の医薬品としてリアップX5プラスだけを購入している場合は、1ヶ月1本の利用だと10万円に到達しないので、医療費控除の対象外になります。
ただし
- 他にも病気で病院に通っている
- その費用だけで1世帯の医療費自己負担分が10万円を超えている
そのような状態で、更にリアップX5プラスを毎月使用していたら、年間で1世帯当たりで考えたら10万円なんてスグに超えます。
よね?
...どうでしょうか?
ですが、そんなんでも医療費控除を本当に受けられるのでしょうか?
育毛剤の確定申告医療費控除はほぼ100%ムリ
結論から先に言うと
これは、リアップX5プラスだけに限らず。リアップ以外の医薬品や医薬部外品の育毛剤でも同じです。
AGAクリニックや、専門医の診断のもとに処方された「プロペシア」や「ミノキシジルタブレット」などもダメ。
というのも、育毛治療は、
- 健康保険などの適用を受けることができない自由診療に分類されている
美容目的の美容整形外科と一緒で、自身の欲望や欲求願望を満たすために使う費用は『保険適用』とならないのです。
なので、税務署のジャッジとしては、リアップの医療費控除はアウト!という結論を下されるでしょう。
絶対にダメではないけれど
ですが私も
- AGA治療費が医療費控除適用になった!
というウワサを聞いたことがあります。
なので、近所の税務署に電話をして聞いてみたところ、次のような答えが返ってきました。
税務署の人の電話回答ニュアンスを汲んで判断すると
という感じでした。
でも確率的に
「これはほとんどダメって言われる」
ような気がしました、ワタシ的には。
だって、抜け毛対策って「美容目的」以外にもっともらしい理由ってありません。
タレントの板東A二さんだって、脱税で摘発されたのはカツラではなく、植毛の費用を医療費控除していたのがアウトだったって言ってますし。
ですからリアップX5プラスを使っても経費で落とすことはできません。
育毛剤はひとたび使い始めると、なかなかやめられません。
使用をやめると元の薄毛(それ以上)になってしまいますから、もっと恒久的な薄毛解消法をしてみるべきです。
- リアップX5プラスは第一類医薬品なので、医療費控除の対象と考えることはムリもない
- 育毛やAGA治療は、健康保険などの適用を受けることができない自由診療に分類されている
- リアップX5プラスはかなり特殊な理由がない限り、確定申告の医療費控除の対象にはならない
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