あとのまつりです。
ここでは円形脱毛症の治療薬として処方される「セファランチン」について書いています。
- セファランチンのことが知りたい人
- セファランチンの育毛効果を知りたい人
- セファランチンの円形脱毛症に対する育毛効果について知りたい人
この記事に書いてあること
セファランチンとは?
セファランチンという円形脱毛症に処方されている薬があります。
ツヅラフジ科の植物タマサキツヅラフジから抽出したアルカロイドないし、それを含む医薬品のことです。
脱毛症の治療薬としてはミノキシジルやプロペシアが有名ですが、セファランチンは粃糠性脱毛症と呼ばれる円形脱毛症の場合に医師から処方してもらえる薬です。
なのでこちらのほうが強力だという意見もありますが、日本皮膚科学会は
- 男性型脱毛症にセファランチンの発毛効果は根拠がないので勧められない
と評価しています。
セファランチンはアレルギーを抑える薬
セファランチンは、もともとはアレルギーを抑える薬としても使われる薬で、古くは結核治療薬だったりハンセン病に処方されてきました。
効能としては
- 末梢の血管を強くして血流を改善する働き
があるとされていて、その効果から頭皮の血流を改善して発毛を促す期待がされています。
効能だけでいうとミノキシジルと同じ働きですね。
そしてセファランチンは、脱毛症の中でも円形脱毛の優れた効果を発揮してくれることが多いとされています。
セファランチンの副作用
セファランチンは強い薬ですので一日の服用量が定められています。
そして副作用の心配も次のとおり伝えられています。
- 頭痛や腰痛
- アレルギーのショック症状(アナフィラキシーショックや蕁麻疹)
- 胃の不快感
つまりセファランチンを使う場合は、効果を焦るあまり多めに服用しても人体に悪影響を及ぼしかねないことを意識しておくべき。
また「セファランチンを服用したのに脱毛症に対して育毛効果がない」という意見もネット上にはあります。
これは脱毛症を気にするばかりに、ストレスで脱毛が進行してしまう場合によく見られるケースです。
セファランチンでどれだけ血流を良くしても、ストレスによる心理的要因が脱毛症を改善する効果を奪ってしまいます。
せっかく専門の医師から治療を受けているのですから、焦らずに処方されたセファランチンを決められた分量服用して経過を見守ることが大事ということです。
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